中国の旅 ③(2008.5.21~31) 日本道観の道教交流
青島では空港で日本から撮影隊として駆けつけてくれた二名のスタッフと合流。
まずは全真教第二の道観である、太清宮を訪ね、運良く李宗賢道長ともお話をさせていただくことができた。
28日にはいよいよ昆嵛山に天来大先生の石碑を探しにゆくことになった。まずはホテルに近い昆嵛山のほうから登り、全真教の開祖王重陽が修行した洞窟などがある神清観を訪れた。龚道長も同じ全真教龍門派として、ぜひこれから国を超えた交流をしましょうと自ら熱く語られ、聖経山を案内してくださったのである。
天来大先生の石碑はすぐにみつかった。
長い間写真でしか見ることができなかった「人間は病気では死なない」という天来大先生の修行の哲学は、時代を超えて聖経山に悠々とそして静かにたたずんでいた。日本道観が開いた中国への扉は、これからどんどん広がってゆくであろう。